立体絵画 その3

キューブ王 海永

 

 立体(3次元)絵画の第3弾。

透視図を部品として立体絵画(マジックアイ)を構成した場合の不思議さを追求したもの。

 

[密林の虎] 

縦長の林の写真1枚を3枚に複写し、3つを横に並べる。また、虎の絵1つを3つに複写し、3つを横に並べる。

林よりも虎の方が、配置間隔が狭い。また、3つの虎、「顔と右の前足」の配置間隔を狭めてある。

また、「尻尾と胴体と3つの足」の横の長さを、3つの虎で微妙にかえてある。

この絵を立体視すると、林が奥に見え、虎が手前に見える。また虎の「顔と右の前足」はさらに手前に見える。

以上は、単に立体視での話し。

 

注目すべきは、奥の林である。この林の部分に立体感が感じられる。不思議である。

この立体感、透視図法で描いた絵を(描いた際の)視点位置に視点をおいて眺めた際の立体感と同じであろう。

 

N氏からは、ポートレイト(これも透視図)で同様な立体感を感じる、との指摘を受けていた。

そこで今回、この不思議な立体感を追求してみたもの。

 

[] 蛇と呼んでいた不思議な絵。

トグロを巻いた蛇様のものを単に横に配置したもの。なお、地表と想定される部分も同じ図形を横に配置。

トグロは3層(2層だったか?)に分けてあり、個別の層の配置間隔を微妙に変えてある。

立体視すると、トグロが穴に見える。また地表は手前に見えるように設定してあり、穴の深さが強調されている。

 

立体視した際に、見事に立体感が感じられる穴もある。また地表にかなりの凹凸が感じられる。

この点が不思議であった。これも透視図法が関係しよう。

 

尚この図は、円形様のものが勝手に回りだすように見える図に触発されて造った。

この大きさだと、上手くは回ってくれないが、このページのフォルダ内のimage0003.jpgを大きめにしてみれば、

かなり回ってくれよう。

また、発端となった絵は、以下のキーワード

   錯覚 回る 北岡

などでサーチすればよかろう。

 

[半透明な箱] 

片目で黒丸の正面に視点を置き、絵にかなり近づく。そして絵を見る。

すると、半透明な箱がかなり立体感をもつ。3次元空間のその場にいるように感じられる。

立体感というよりも臨場感という方が正しいかもしれない。

 

[洞窟] 

 以上、不思議な立体感は透視図法の効果でしかないと判断した。

なら、1つの透視図を3枚横に並べると何が起こるか、というのが以下の図。

例えば、片目で真ん中奥の黒色に視点を置き、絵にかなり近づく。そして絵を見る。

すると、3つの図が洞窟に見える。真ん中の洞窟はまっすぐ奥に延びている。

左の洞窟は、少し左方向に向かっている。右の洞窟は、少し右方向に向かっている。

 

これを両目で立体視する。すると洞窟が4つになる。

しかし、よく眺めると、真ん中の2つは洞窟ではない、ともいえる。奥行きの感じが弱いからである。

 

結論は以下。単純な洞窟であれば、立体視の副作用で透視図法の効果が打ち消され、

真ん中2つは平面的になる。

 

[はてな]

 

この絵に立体感が感じられる。赤っぽいのが手前、黄色が中間、上の黒と青の部分が奥。これの理由は分からない。

おまけ。同様なもの。

 

 

も一つおまけ。

 

 

 

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