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1939年 ドイツ軍のポーランド侵攻により始まった戦争は、瞬く間に世界を巻き込む大戦争となった。
当初は破竹の勢いで進撃した日独伊枢軸軍であったが、連合軍の激しい抵抗にあい、徐々にその勢力を失い、本国へと後退しつつあった。
そして1944年 史上最大の作戦と呼ばれるノルマンディー上陸作戦(オペレーションオーバーロード)が発動。
激しい戦いの末、連合軍はフランス北部への上陸し、橋頭堡の確保に成功。
パリの解放、ひいてはベルリン陥落へ向け駒を進めていた。。。


1944年 某時刻 ベルギー辺境の農村部にて・・・・・

 

小官はギュンター フォン ハーケンベルガー 少尉である。われらがドイツ第三帝国は偉大なる総統の指揮のもと、日々帝国のために戦っているが、先日連合軍が北フランスに上陸した。ここベルギーの辺境においてもイギリス軍との小競り合いが始まっている。
そんな状況の中、新兵として部隊に組み込まれたひよっこどもの面倒を見るよう上官から仰せつかった。これからしばらくの間、実戦に出る前の訓練を行う。ここがブートキャンプとなるため、覚悟しておくように。
   
         
   

副官を務めます准尉です。名前はまだありませんが、、、よろしくお願いいたします。
ようするに、隊長が、日本は札幌の辺境で細々と遊んでいるルールオブエンゲージメントという
二次大戦ミニチュアゲームの紹介をしようということですね?

         
口から糞をたれる前にサーと言え。屑ども。
・・・・・ようするにそういうことだw;
   
         
   

最近はウオーロードゲームのボルトアクションが日本に入ってきたということで、
そちらのプレイヤーが増えつつあるようですが・・・?

         
うむ。詳しくは知らんが日本に代理店ができたと聞いている。
ルールブック等の書籍を買うと日本語訳がついてくるそうだ。
   
         
   

ヤーパナーにしてみればやはり自国語でないととっつきにくいようですね。

         
それはそうだろうな。ルールオブエンゲージメント(以下ROEと略)は残念ながら日本に代理店が無く、
入手は海外のショップからネット通販しか入手手段がない。
その上、当たり前だが英語版しかないためヤーパナーにはとっつきにくいかもしれない。
だからこそ小官がここで紹介していこうというわけだ。
   
         
   

わざわざ二次大戦もののミニチュアゲームで、日本で手に入らず、
しかも英語版しかないゲームに手を出す酔狂な人はそういないでしょうからね。

         
貴様、上官に対する侮蔑罪で銃殺にするぞw;
   
         
   

はっ。申し訳ございません。根が正直者なもので・・・

         
やかましいわ。
さて、ボルトアクションの話が出てきたが、こちらはこちらで優れた二次大戦物のミニチュアゲームだ。
話の流れの性格上、ROEと比較して語ることがあるが、決してボルトアクションを批判し、ROEを賛美するものでもその逆でもない。
どちらも特徴があり、よいゲームで、好みが分かれるというだけである。
たまたま小官の好みがROE寄りだったというだけなので勘違いしないでいただきたい。
   
         
   

誰に向かってしゃべっているのです?

         
独り言だw;
では具体的に紹介して行こう。
   
         
   

ははっ。まず、このゲームのテーマやモチーフはなんでしょうか?

         
まず、ROEは第二次世界大戦をテーマにしたミニチュアゲームである。
ミニチュアゲームが何かわからない者はヒットラーユーゲントに入りなおして
基本知識を叩き込んでから出直してくるように。
   
         
         
   

ヒットラーユーゲントでそのようなことが教育されていたかどうかは定かではありませんが、
ミニチュアゲームについては他にも紹介しているページがあると思われますので、そちらを参照ください。
二次大戦というと、ポーランド侵攻からですか?使用できるアーミーは?

         
時代背景は1944年のノルマンディー上陸作戦から1945年のベルリン陥落まで、
そんなことは実際には起こるはずもないが、を主として扱っている。
基本的に使用できるアーミーは我らがドイツ第三帝国と、イギリス&カナダ、アメリカ、マキ(フランスのレジスタンス)
が基本ルールブックに載っており、エキスパンションとしてソ連&フィンランドが加わっている。
   
         
         
   

ヨーロッパ戦線がメインですかね。太平洋戦争は扱っていないのですか?

         
メーカーがイギリスなので仕方ないだろう。
枢軸国はドイツしか無いが、ホームページには降伏前のイタリア軍のデータや大日本帝国軍、
ポーランド軍、アメリカ海兵隊等のPDFデータがあるため、
ガダルカナルでアメリカと戦いたいヤーパナーは参照してみるといいかもしれない。
英語だが、3ページくらいなので何とかなるだろう・・・
   
         
         
   

PDFデータは英語ですか。。。残念です。
して、表現している戦闘の規模はどのくらいなのでしょう?

         
作戦規模は小隊VS小隊くらいであり、ウオーハンマー40Kの1000pts戦、
ボルトアクションの1000pts戦位を想像してもらいたい。
一回のゲーム時間はシナリオや展開にもよるが2〜3時間程度だ。
長いシナリオだと5時間くらいかかる場合もある。
総じてボルトアクションよりは長くなるかもしれない。
   
         
         
   

ミニチュアの数にして30〜50体くらいですかね?
歩兵戦闘がメインのようですが、戦車や航空機は出てこないのですか?

         
ミニチュアゲームにしていて面白いのは歩兵戦闘だからな。しかし戦場の華が戦車なのは確かだ。
もちろん4号戦車やタイガー戦車もでてくるぞ。ただし、通常1小隊に1両しか入らないため、
40kのように何台も戦車を並べて戦車戦をすることは想定されていない。
もちろんROEのルールを用いて、対戦相手と話し合いのうえワールドオブタンクスを机上で行うことは可能だ。
   
         
   

航空機は?

         
40kのフライヤーのような航空機は残念ながら出てこない。
航空機はまた別のゲームに特化したものがあるのでそちらで楽しんでもらいたい。
なお、余談だがボルトアクションにおいては先行観測兵の要請によりゲーム中一回だけ航空機が飛んでくる場合がある。
機銃掃射や爆撃をしてくれたりするが、対空砲があると追い払えたりもする。
   
         
         
   

ROEもボルトアクションも似たようなゲームですが、
大まかに違いを教えていただけませんか?

         
うむ。たしかに二つとも二次大戦ミニチュアゲームであることには違いない。
簡単に言うと、ボルトアクションはライトユーザー向け、ROEはヘビーユーザー向けといったところか。
   
         
   

とおっしゃいますと?

         
ボルトアクションは基本ルールが簡素化されていて覚えることが少ない。それでいてよく戦場を表現できている。
ROEはあるていど細かいルールが設定されている。
ルールは面倒くさいが、ヲタク心をくすぐるディテールまでルール化されているのでハァハァいう人も多いと思う。
   
         
   

そのあたりもう少しkwsk

         
ボルトアクションは射撃の命中が基本的にはD6で3以上が出れば命中となり、距離やカバーによるマイナス修正が入る。
ダメージ判定は新兵であれば3+、正規兵は4+、熟練兵であれば5+で死傷したものとして除去される。
セーブという概念は無い。車両に対するダメージも同じように装甲車は6+、軽戦車は7+、といった具合でダメージの目標値がユニットの種別によって決まっている。攻撃力は武器によって決まっており、側面からのヒットであれば攻撃力に+1、背面からであれば+2といった具合で修正が入る。ダメージの影響はD6の出た目によってクルーが気絶したり破壊されたりする。
   
         
   

ほうほう

         
ROEは射撃に対する修正は距離と武器によって決まる。ダメージの判定も武器に依存する。
例えばライフルであれば近距離3+/遠距離4+でヒット。対人ダメージは4+でダメージ
サブマシンガンであれば近距離4+/遠距離5+でヒット。対人ダメージは5+といった具合だ。
ヒットしたダメージに対してはセーブができる。ベテラン兵はセーブしやすく、新兵はセーブしにくいといったように表現されている。
車両に対しては個々の車両の装甲値が決まっており、D6に武器の攻撃力を加えて装甲値を超えたかどうかでダメージが決まる。
この辺りは40kと似ている。
   
         
   

ふむふむ

         
車両に対するダメージだけで言えば、ヒットした場合どこにヒットしたかで車両の装甲値が異なっている。
車体は固いがキャタピラは柔らかい、前面は固いが背面は柔らかい等が設定されており、
また、どこにヒットしたかによって車両が受ける被害も異なる。
砲塔や車体にダメージが出る場合は射撃ができなくなったりコントロール不能になったりするし、
乗員やキャタピラにダメージが出た場合は移動不能になったり搭乗員が負傷したりする。
上方にヒットしたり、腹にヒットしたりする場合の修正もルール化されている。
   
         
   

なるほど。細かいですね。

         
         
そんなわけで、簡素なルールで遊ぶか、細かいルールで遊ぶかといった違いがあるといえるだろう。    
         
   

わかりました。それぞれのルールで特徴的なものはありますか?

         
         
特徴的なルールは、ボルトアクションについては、PINマーカーという概念がある。
射撃を受けると1回ごとにユニットにPINマーカーが1つ乗る。
PINマーカーが載っているとその数分士気が下がっていき強制的に伏せ状態になったり、
パニックを起こして逃げたり味方を誤射したりする。
   
         
   

ほほう

         
         
ROEにおいても士気状態は表現されていて、射撃を多く受けると、通常→制圧→戦慄→士気崩壊→壊滅と悪くなっていく。
士気状態が悪くなるにつれて与えられる命令に制限が出てくる。
また、前述のとおり兵器や武器の細かい設定が表現されている。
ドイツの戦車はタイガー戦車と誤認されて連合軍が恐怖するといったルールもある。
   
         
   

おっ!それはちょっと面白いルールですなw

         
         
とにかくROEはちょっとルールが細かい。その分ディテールまで表現されているが、面倒な一面もある。
ボルトアクションはルーリングは簡素にできているが、物足りなく感じる部分もある。
一長一短であり好みが分かれるところと思う。冒頭に述べた通り、たまたま小官の好みがROEだったということだ。
   
         
   

なるほど。わかりました。なんとなく興味が出てきましたな。

         
         
次回からはもう少し具体的な内容について紹介して行こう。
では解散!
   
         
         
         
         
   

 ジーク!ハイル!

   

 

                                      

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