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◆総記
【質問】 南米でアメリカが行っている麻薬取締り作戦は,どの程度効果があるのか?
【質問】 こういう国境紛争は南米では,よくあることなの???
◆A
【質問】 第2次大戦後のアルゼンチンの航空機開発状況を教えられたし.
【質問】 オーストラリアにおいて ,アボリジニと白人達との大規模な戦争はなかったのでしょうか?
【質問】 オーストラリアは,スタンダードSM-1 SAMの在庫が切れた後はどうする予定なのか?
【質問】 オーストラリアの仮想敵国とF-111の運用目的は?
【質問】 日本の捕鯨に対し,本当にオーストラリアが軍隊を派遣する可能性があるのか?
【質問】 ニュージーランドが空軍戦闘機部隊を廃止したそうですが,領空侵犯機等の対応はどうするのでしょうか?
【質問】 ボリビアなどの内陸国にも「海軍」があるというのは本当ですか?
【質問】 チリって細長いから守りにくくね? 何か特別な防衛計画とかあるの?
【質問】 なんでカストロは敵(ではないにせよ非友好国)に基地を使わせてるんですか?
【質問】 パナマやキューバに米軍基地ができるまでの経緯を教えてください.
【質問】 カストロやゲバラがプロレスラーに武術を習った,というのは本当か?
【質問】 今もパナマ運河は,第二次大戦の頃と幅は変わらないのでしょうか?
【質問】 ベネズエラで進められている軍近代化はどんなものか?
【質問】
第2次大戦後のアルゼンチンの航空機開発状況を教えられたし.
【回答】
南米のArgentinaは最後まで,連合国に入るのを躊躇しました.
この為,米国からは様々な圧力を受け続けた訳で,早くから連合国入りして航空機の供給を受けたBrazilに比べると,戦力的には劣っています.
〔略〕
戦後は,蓄積した外貨で,隣国との軍事格差を少しでも埋めるべく奮闘します.
英国から余剰となった重爆撃機Lancasterを購入し,更にジェット戦闘機MeteorF.4をいち早く購入して装備しています.
そして,ドイツやフランスで対独協力者として訴追されそうになった設計者を受容れ,ジェット戦闘機の製作をしようと言う野望に燃えました.
中心になったのは,CordobaのInstituto Aerotècnicoです.
先ずは,MeteorF.4に装備されていたDerwentを用いて,フランス人Emile
DewoitineがJulian San Martin代将の協力の下に,I.Aè.27
PulquiIが製作されました.
設計は1946年から開始され,狙いとしては比較的簡単な構造で,不整地の小さな飛行場から作戦出来る迎撃戦闘機でした.
Dewoitineの設計は,円形断面の胴体内部にDewentを1基装備し,先端に空気取入れ口を置いて,ダクトを操縦席両脇に通し,エンジンの排気を機尾に設けた構造で,主翼には層流翼を採用したものの直線翼,胴体にはエンジン関係で手一杯で,翼内にだけ燃料タンクを設け,主翼下に補助タンクを装備することにしていました.
武装は20mm機関砲を4門機首に集中し,ロケット弾や爆弾用のハードポイントを設ける予定でした.
1947年8月9日,南米初のジェット機として初飛行に成功しますが,その性能は最大速度720km/h,航続距離900kmと期待はずれに終わり,結局,試作だけに終わりました.
一方,ジェット戦闘機はもう一つのチームも作っていました.
1946年にドイツを逃れ,Argentinaに来ていたKult
Tankです.
彼は,大統領のPerón将軍と契約して,旧Focke-Wolf社のスタッフと共にMeteorF.4の後継機として本格的な戦闘機を設計しました.
機体は,ドイツ時代のTankが大戦末期に設計したFocke-Wolf
Ta-183の直系で,英国製Neneエンジンを比較的短い胴体に装備し,胴体先端に空気取入れ口を持ち,機尾から排気を導く形を取っており,主翼は後退角40度の後退翼,垂直尾翼は50度,水平尾翼も45度の後退翼を採用していました.
原型1号機は1950年6月27日に初飛行し,I.Aè.33
PulquiIIと命名され,Tank自身の手によっても試験飛行が続けられました.
これまた,南米初の後退翼戦闘機.
試作機は翌年,低空飛行のデモ中に破壊されますが,以後,10年間に5機が試作されて,テストが行われています.
しかし,5号機の初飛行した1959年には既に超音速の時代.
コスト増と経済混乱,Tank達の離国などもあり,結局,Perónの夢は無惨に砕かれてしまいました.
量産型は軸流式ジェットエンジンを用いてMach0.98に達する予定でした.
I.Aè.63は,そう言う意味では,Perónの夢再びと言うことなんでしょうねぇ.
眠い人 ◆gQikaJHtf2 in mixi,2007年08月19日
◆ANZ
【質問】
オーストラリアは,スタンダードSM-1 SAMの在庫が切れた後はどうする予定なのか?
【回答】
SM-2対応への改修や,ESSM搭載を計画しているという.
以下引用.
このクラス〔ミサイル・フリゲート「アデレード」 Adelaide 級〕の搭載SAMはスタンダードSM-1だが,アメリカでは既に生産が終わっており,現在ストックされているミサイルの寿命も,2005年一杯で切れてしまう.
そのためオーストラリア海軍は,このクラスのSAMシステムをSM-2対応に改修する他,発展型シー・スパロー短SAM(ESSM)を新たに装備するため,8セルのMk41 VLSの搭載を計画している.
ちなみにESSMは1セル24発収納できるので,総格納数は32発になる.
「世界の艦船」2005年6月号,p.35
【質問】
現在オーストラリアの仮想敵国はインドネシアあたりなのかと想像しますが,実際のところどうなのでしょうか?
F-111を唯一運用しているオーストラリアですが,具体的にどのようなシチュエーションあるいはミッションを想定して採用されたのでしょうか?
【回答】
対日⇒対インドネシア⇒地域安定と変化.
それに従い,F-111の運用も,対インドネシア⇒周辺海域安全保障と変化.
豪の近隣国のIndonesiaは1960年代のスカルノ政権の時代,Papua
New Guineaの帰属やBorneoの帰属を巡って,NetherlandsやMalaysiaなどとの紛争を引き起こします.
特に,Papua New Guineaについては,Australiaが統治を行っていましたから,Indonesiaの侵攻に豪は神経を尖らせていました.
また,MalaysiaやSingaporeとは共産主義勢力の浸透を阻止する為に相互防衛条約を結んでいます.
全て,これはIndonesiaを中心とした共産主義勢力を仮想敵として見なしていた訳です.
更に遡れば,第二次大戦直後から50年代は日本が仮想敵国になっています.当然,第二次大戦で戦闘を行った国ですから当然ですが….
1951年に締結された,ANZUS同盟は正に日本に対する軍事同盟として誕生しています.
そして現在では,駐日オーストラリア大使館のHPによれば,オーストラリア国防軍(ADF)には,防衛力増進へと導く,次の4つの戦略的任務がある,とされています.
・他国の戦力に頼ることなく,どのような攻撃からもオーストラリアを防衛できること.
・オーストラリア近隣諸国の安全保障に大きく貢献できる防衛力をもつこと.
・オーストラリアの国益が直接関係する近隣以外では,危機に対処する国際合同軍に効果的に貢献すること.
・広範な国益を支える様々な任務を遂行すること.
でもって,F-111のミッションですが,採用当初は長距離低空侵攻と爆撃任務に使用するために購入されました.
要は,本土から周辺脅威の首都(Jakarta)に直接爆弾を落とし,Malaysiaの基地に抜ける様な形での運用が考えられていました.
現在は,Indonesiaがかなり穏健化しているため,海洋偵察,哨戒,本土周辺海域の対艦攻撃任務,精密誘導兵器を用いての低空侵攻が任務として与えられています.
【質問】
アメリカ大陸において,インディアンが侵略者の白人達と戦ったように,オーストラリアにおいて
,アボリジニと白人達との大規模な戦争はなかったのでしょうか?
【回答】
アボリジニには土地の所有・定住という概念がなかったため,
「彼らもそのうち何処か行くだろう」
と思っていて,ヤバいと思った時は手遅れ.
散発的な抵抗はいくつかあったようだけど,非常に効率よく虐殺されましたとさ.
あと,完全に隔離されていたオーストラリアに白人が持ち込んだ伝染病の影響もでかかったようだ.
それにアボリジニって,採取狩猟生活で一部族の構成員が少ないから,大規模な戦争やれるほど数を集められなかったと思うよ.
【質問】
日本の捕鯨に対し,本当にオーストラリアが軍隊を派遣する可能性があるのか?
【回答】
賛否両論あるが,派遣する可能性のほうが,そうでない可能性より高いと考えられる.
***
まず,
「労働党は『軍艦を派遣しろ!』などとは言っていない」
という見方がある.
以下の記事
オーストラリア:野党が日本の捕鯨監視で軍隊派遣を主張
【ジャカルタ井田純】オーストラリアの野党・労働党の報道官は15日,豪州近海での日本の調査捕鯨監視のために,軍偵察機などを派遣すべきだとの方針を示した.
同国では今月24日の総選挙で,労働党が11年半ぶりに勝利する可能性が高まっている.
AAP通信などによると,労働党で外交問題を担当するマクレランド報道官は15日,記者団に対し「捕鯨船の活動を監視するため,適切な場合には豪軍を派遣する.
現在は全く監視が行われておらず,証拠を集めることが重要だ」
と述べた.
[/quote]
によれば,派遣するのは軍の所有する偵察機.
偵察機1〜2機程度の話をもって「軍隊出動!」と騒ぎ立てるのは,控えめに表現しても「慌てんぼさん」だと言えよう.
軍が持ってたら航空機でも軍艦でも一緒だとか考える種族の中の人なら,「勝手にどうぞ」としか言いようがないが,それは福島みずぽレベルだといっておこう.
ニュース極東板
水色部分:加筆
また,この記事.
http://www.time.com/time/world/article/0,8599,1686486,00.html
を見ても,英語の文章では
>the opposition Labor party's campaign platform
includes a proposal to mobilize military
>aircraft to monitor Japanese whaling fleets.
「military aircraftを提供する」止まりなのです.
後は「military resources」とかの表現があったりしますが.
英語では「派遣」という表現はありません.
オーストリア海軍の装備からすると,対潜哨戒機のP3−Cが通常任務で毎日海の上を飛んでいます.
民間にも沿岸警備隊にも,日本の捕鯨船を長時間見張る能力の飛行機はないでしょうから,
P3−Cの通常任務を延長して見張ろうと,いう位の話でしょう.
一方,これとは逆の見方,「上述の見解は甘い」という見方もできる.
なぜなら,実は豪州労働党は5月に軍艦の派遣を主張しているからである.
確かに11月の時はP-3Cの派遣を主張していたが,下地があるのである.
http://mainichi.jp/select/world/news/20071116k0000m030064000c.html
>同党は5月に,軍艦船を送って捕鯨船に対する臨検や拿捕(だほ)を行う計画を表明
当然,違法操業で無い限り拿捕なんて出来ないが.
http://www.j-cast.com/2007/11/19013528.html
>同課によると,臨検や拿捕ができるのは明らかに違法操業の場合だけ.
>それも,捕鯨船の母国政府に通報してOKが出て初めて実力行使できるという.
JSF by mail,2007年11月29日 23時40分
ちなみに
Greens call for Garrett to step down
という記事によれば,ガレット環境相は日本の捕鯨船団に軍隊を送るとか宣言して名前を高めて(?)いる訳ですが,もともと法律専攻の学生の頃からセミ・パンクロックのシンガーで,派手な言動で名高い人です.
環境問題にシアリアスなグリーン派は,環境相就任に反対していたようです.
彼は,その宣伝パーソナリティの効果が選挙戦で評価されたようなのですが・・・
軍艦派遣を主張した前歴がある以上,豪労働党の主張が穏健なものであるとは考えにくい.
まあ,排外主義的政策を打ち出すことにより,支持を拡大しようとするのは,政治家には比較的よく見られる手法であり,本件もその一種だろう.
また,1945年まではオーストラリアの仮想敵第1位は日本だったことにも留意されたし.
▼
【追記】
捕鯨の件ですが,最近ラッドは軍艦派遣を主張してますよ.
もう前歴だけでは有りません.
現状,最新の主張です.
JSF in 「軍事板常見問題 mixi支隊」,2007年12月17日 00:20▲
【質問】
報道によれば,ニュージーランドが空軍戦闘機部隊を廃止したそうですが,領空侵犯機等の対応はどうするのでしょうか?
まさかいきなり地対空ミサイルを撃ち込むわけは無いですし,確認するにも飛行機が無くてはどうにもならないと思うのですが.
【回答】
哨戒機などまで処分したわけではないはず.
そもそも米豪との強力な軍事同盟があるかぎり,空からの現実的な脅威が発生することはないという判断でしょう.
その分,国連ベースの平和維持活動には積極的だし.
ニュージーランドの地図をみれば分かりますが,付近に航空機による領空侵犯をするような位置にある国は,同じ英連邦のオーストラリアくらいしかおりません.
なので,そもそも領空侵犯する国がありません.
で,万一の時の防空はオーストラリアに任せるって考えです.
ニュージーランドは隣のオーストラリアとアンザックつう価値観を共有しています.
世界で一番強固な同盟(確か永久同盟とか言われるはず)とか,運命共同体とか言われていて,その同盟は友情とか価値観を元に立脚しているし,メンテナンスもされきって熟成しています.
詳しくはメルギブソン主演の映画「ガリポリ」を参照.
だから心配いりません.
NZは,埼玉より遥かに人口が少ない小国なのです.
何かを優先し,何かを節約するのは小国の道理です.
◆B〜
【質問】
ボリビアなどの内陸国にも「海軍」があるというのは本当ですか?
【回答】
本当.
詳細が月刊「丸」に述べられていたので,以下に引用する.
兵力は1800人で,これとは別に1700人・6個大隊の海兵隊さえ配下に擁している.組織は6軍管区に分かれ,それぞれ1艦隊ずつ配置されている.
彼らの行動の舞台は,国土の西方に網の目のように広がるアマゾン川の支流と,有名なチチカカ湖だが,やはりメインは,琵琶湖の軽く10倍の広さを誇る後者.
また,この湖は隣国ペルーとの国境でもあるだけに,『我が国の領"海"を守るのは我らだ』というモチベーションも成り立っている.
海軍の主力は,60隻以上にも及ぶ各種哨戒艇.殆どは小ぶりのものだが,旧アメリカのボストン級捕鯨船を武装した軍艦が15隻ほど存在しているのが興味深い.
さらにこの他にも,各種支援艦艇が18隻ほどあるが,この内のリベルタドール・ボリバル級輸送艦1隻は,外洋を航行する船舶で,隣国アルゼンチンとウルグアイの港湾を借り受けて大西洋を遊弋させている.
このように,ボリビアの『海軍』に対する熱意は一種,異様とも思える.その理由は,同国の歴史を1世紀ほども遡れば納得する.というのも,19世紀まではこの国は太平洋に面していたのである.
しかし,領土を巡って1879-83年に隣国チリと戦火を交えたものの惨敗.太平洋岸のアントファガスタ地方を割譲され,以後100年以上も,海のない生活を強いられている.ちなみに,この戦争も『太平洋戦争』と呼ばれている.
この他にも,内陸国パラグアイにも同様に海軍が存在する.ただし,ボリビアより明らかに強力だ.
兵力は2000人で,これには海兵隊900人(4個大隊)と海軍航空隊100人が含まれる.
保有艦艇は,
パラグアイ級2隻(120mm砲4門搭載)
ナナワ級2隻(アルゼンチン製ブカール外洋掃海艦,40mm砲4門搭載)
イタプ級1隻(河川型;40mm砲1門,20mm機関砲1門)
カピタン・カブラル級1隻(河川型;40mm砲1門,20mm機関砲1門,1908隻建造の超高齢艇)
カピタン・オルティス級1隻
台湾・海鴎級2隻(元イスラエル・デボラ改級)
その他台湾製2隻
といった哨戒艇を核に,小型警備艇20隻,各種支援艦艇5隻(戦車揚陸艦,測量艦,輸送艦など)が存在する.
もちろん,この国には海はないが,パラナ河,パラグアイ川という,川幅の大きな河が国土を縦断し,また,流れも非常に緩やかなことから,言わば『海』と同一視したほうがよいかもしれない.
事実,一部の外航船は大西洋からラプラタ河を介して延々1000km以上遡り,この国にやって来ている.
そのためか,前述した哨戒艇の中には,わざわざ『河川型』と注釈して,他と区別している艦艇が存在する.換言すれば,海洋航行可能な船もあるということだろう.支援艦の内のポケロン級1隻は旧アメリカ中型揚陸艦で,ヘリコプター甲板さえ備えている.
隣国アルゼンチンの許可を貰って川を下り,ブエノスアイレス沖合い付近で,海上演習をしばしば行ってもいる.
カスピ海に面しているアゼルバイジャン,トルクメニスタン,カザフスタンの3ヶ国にもそれぞれ「海」軍が存在する.
まずアゼルバイジャン azerbaidizhan だが,この国でも,軍艦を保有する軍隊を正式に「海軍」と呼んでいる.総兵力は2200人で,司令部を首都バクーに設け,6個の警備管区で自国の「領海」を警備している.
保有艦艇だが,以前はペチャU級フリゲイトといった大型戦闘艦を2隻ほど有していたものの,現在は手放しているようである.
小ぶりの哨戒艇が現在の戦力の中心で,内海高速艇(チュルク級1隻,オサU級1隻,ステンカ級1隻以上),内海哨戒艇(ジューク級1隻以上,ソヴュトリャク級1隻以上),内海掃海艇(ソーニャ級3隻,エフゲーニャ級2隻),ポルノクヌイ級中型揚陸艦(180t搭載)2隻,調査艇(バディン・ポポフ級1隻,バレリアン・ユリバエフ級1隻),その他国境警備用として,アメリカ製内海哨戒艇1隻,というラインナップである.
艦艇の大多数は,1991年のソ連邦崩壊によって「相続」したもの.同海軍はCIS(独立国家共同体)集団安保条約に従い,これまで事実上ロシア海軍(カスピ小艦隊)の指揮下に入っていたのだが,ナゴルノカラバフ紛争の際,敵対する隣国アルメニアにロシアが軍事援助したことに腹を立て,1999年,安保条約から抜け出し,以来,独自の海軍建設に磨きをかけている.
とにかく民俗紛争を内部に抱え,また,沖合いには豊富な「海底」油田が埋蔵されていることからか,機雷対策の艦艇が多いのが特徴的で,また,戦力増強にも熱心だ.
次にカザフスタンであるが,正式には「国境防衛隊配下の海上国境警備隊」となる.
兵力は3000人で,内海哨戒艇(ガーディアン級1隻以上,アルマティ級4隻以上),小型警備ボート5隻と,比較的小所帯である.
最後にトルクメニスタンであるが,ここはさらに小規模で,小型哨戒艇を5隻ほど保有しているに過ぎない.
なお,カザフスタン,トルクメニスタン共に,これら戦力はCIS集団安保条約に従い,ロシアが指揮するカスピ小艦隊に編入,共同歩調を取っている.
余談であるが,カスピ海の「海?湖?」論議は,国際政治の舞台では,今だはっきりした決着がなされていない.
というのも国際法では,「湖」と規定した場合,沿岸国は領海を設定することができず,湖全体は沿岸国の「共同所有」となるからである.
この湖底には有望な油田・ガス田が眠っているが,自国付近で有効な資源が見つからなかったロシアやカザフスタンは,他国の「海」説に反対して,当初「湖」説を主張.
ところが昨今,近海でも油田が発見されるに及ぶと,と単に「海」説容認へと傾いたのである.
つまり,領海を設定して地下資源独占を狙っているわけで,現在のところ,「海」というのが国際政治における認識となっている.
しかし,再び「湖である」と異論を唱える国が出ないとも限らないのである.
(深川孝行「"海のない国"のネイビー事情」 from 「丸」 '02 Sep.)
また,「世界の艦船第334集1984.4」収録の「各国海軍の現勢その49 オーストリア」によると,ドナウ川警備に陸軍大尉指揮の水上部隊が存在するという.
士官1名,准士官以下13名で国軍施設学校校長の管理下にある.
主力は75トンの「ニーダーエースタライヒ」,75トン・22ノット・20ミリエリコン機関砲1門他
他に「オーベルスト・ブレヒト」,10トン・10ノット・12.7ミリ機銃1丁
アメリカ製M3巡視艇2.9トンが10隻
ドナウ河川艦隊についてのサイトは,略歴については,
「オーストリア=ハンガリーの戦闘艦艇写真集第2巻」バウムガルトナー&ジーヒェ共著からの抜粋を原文の独文から英文に翻訳したものが,
http://www.gwpda.org/naval/daunbe.htm
に,河川艦隊の個々の艦船については,
http://stile.covnetry.ac.uk/cbs/staff/beach/ahnavy/DonFlot.htm
に簡単な戦歴めいたものがズラーッと出ている.
【質問】
チリ軍の概要を教えられたし.
【回答】
チリ軍は国家元首たる大統領に隷属し,命令は国防相を通じて下令されます.
大統領は国軍最高指揮官です.
陸軍
司令官はOscar Izurieta Ferrer陸軍大将.兵力45000人.
司令部(サンチアゴ)の元,七個師団,一個航空旅団(ランカグア),特殊戦コマンド(コリーナ)で編成されています.
ラテンアメリカで最も近代化された軍のひとつです.
海軍
司令官は Rodolfo Codina海軍大将.兵力23000名(海兵隊2500名含む)
「チリ艦隊」(航空部隊・海兵隊を含めて編成)と海洋権益・商船統制保護部隊からなる.
29隻の水上艦(戦闘艦はフリゲート8隻),4隻の潜水艦,空輸警戒任務に当たる航空機を保有している.
戦闘機や爆撃機は保有していない.
水上艦基地はバルパライソにあり,潜水艦基地はタルカフノにある.
空軍(FACH)
司令官はRicardo Ortega Perrier空軍大将.兵力12500名.
5個航空旅団(司令部 イキケ,アントファガスタ,サンチアゴ,プエルトモン,プンタアレナス)で編成されている.
南極圏のキングジョージ島でも展開している.
F-16S,10機の米からの調達を完了した(2007/3).
同年,F-16Sブロック15を数機,オランダから調達し,同国からの調達はこれで18機になっている.
国家警察
1973年の軍事クーデター以降,チリ国家警察は国防省隷下になった.
民主化後,警察は内務省管轄下に入ったが,以前と同じく国防省隷下で活動している.
司令官はJose Bernales陸軍大将で,兵力30000名.法の執行,交通整理,麻薬制圧,国境地帯の統制,対テロ任務等に当たる.
その他
兵役は18歳から45歳までの男女志願制だが,国家には徴兵権が授与されている.
任期は陸軍12ヶ月,海軍と空軍は22ヶ月である.
兵役対象となう年齢層の人数は男性312万3281名,女性312万8277名である.
ちなみに2005年時点で兵役対象の18歳になった人の数は,男性14万84名,女性13万4518名である.
GDPに占める軍事費の割合は2.7%となっている.(2006年)
【参考サイト】
http://www.chileusafta.com/
http://tinyurl.com/43hvqf
http://www.state.gov/r/pa/ei/bgn/1981.htm
ちなみに2008/4/8,米とチリの国防相は八日,科学技術・ハイテク技術情報の共有をはじめる合意に署名しました.
2国間の相互関係はさらに強化されそうです.
今回調印された「基本情報交換合意」は軍事技術に関する基礎データ交換を正式な形で行なうための枠組み合意です.
国防総省高官は,「両国間の相互関係を深めることができ,更なる関係を産むことが可能になる」としています.
ゲーツ長官は「次のステップとして,チリで特定の軍事科学・ハイテク技術計画開発ができるようになればいいと考えている」と述べています.
6月に米とチリは両国の軍事技術・ハイテク関連研究所のスタッフを交換する合意に調印し,今夏にはチリ軍将校が米陸軍研究所に派遣され,チリに派遣される米研究者の割り当てが行なわれます.
【質問】
南米でアメリカが行っている麻薬取締り作戦は,どの程度効果があるか?
【回答】
▼肯定的な報道もあるが,▲なきに等しい▼とする見解のほうが比較的信頼性が高い.▲
以下,▼まずは肯定的報道の▲ソース.
▼
――――――
コロンビアのコカイン生産量が半減,軍の撲滅活動が奏功
【8月1日 AFP】
コロンビアのオスカル・ナランホ警察庁長官は7月31日,世界の総コカイン生産量においてコロンビア産が占める割合が6年間で半減したと発表した.
中米・カリブ諸国外相が麻薬の密輸対策を協議する会合で明らかにした.
アルバロ・ウリベ大統領が就任した2002年,コロンビアは世界のコカイン量の90%を生産していたが,現在は54%にまで減少したという.
この統計については,国連(UN)などの国際機関も確認済みで,ナランホ長官は,コロンビア当局が02年から6年間かけて集中的に実施してきた,コカイン栽培の撲滅,コカイン生産工場の取り壊し,麻薬密売組織の摘発などの努力が実を結んだ結果だとしている.
この間,コロンビア軍は,コカインやヘロインなどを違法栽培していた畑を100万ヘクタール以上撲滅した.
コロンビア警察によると,2008年1-3月に押収されたコカインは74トンだった.
――――――
しかしこの報道の信憑性については,以下のような疑問の声もある.
――――――
それ,ウリベのプロパガンダですから.
確かに,生産も摘発量も減ってるのは本当です.
コカ畑も減ってます.
そりゃ,生態系無視して枯れ葉剤ぶちまけりゃ,減りもしますわな.
しかし,コカ自体の生産はすでにボリビアに移ってまして――ボリビアではコカの栽培は合法ですから,当然なんですが――,コロンビアは粉の生産施設が残っていたんで,これまで引っ張って来られた.
ただ,本当の処は,FARCの中の変化じゃないか?とも言われてます.
原油価格高騰で,南米北部は軒並み国家財政が好転してるわけでして,貧困層と呼ばれるレベルにも,その 「おこぼれ」は廻って来てます.
その上で,キューバのフィデルが第一線から引っ込んだのもあるでしょう.
チャベスがフィデルの後がまを模索してますけど,人望が無い.
そんなわけでリクルートが先細り,上では茶番劇(レィジェス殺害は情報リークによる)が起きてますから,暫くはコロンビアからの出は先細ると思います.
今はボリビアからブラジル通るルートが活発になってまして,ブラジル国内,特にリオのファベーラのいくつかでは,ほぼ戦争状態ですね.
ただしこれも,ブラジルの連中のDQNさ加減が,ボリビアからはあきれられてる面があって,今後はペルーアマゾン経由が多くなるかも知れないです.
ブラジル連邦政府は,この地域に軍隊,それも最精鋭出してますよ.
あたしが昭和で書いた「たわごと」は氷山の一角と受け取ってもらって良いです.
ああ,なんでプロパガンダか説明して無いじゃん・・・
簡単に言うと,ボリビアでもペルーでもここでも,粉関係はほぼコロンビア人が仕切ってます.
ただ,どこにもコロンビアほどの「インフラ」は無い.
メデジンでのエスコバルの扱いを見れば判る通り.
結局,ウリベのやった事は,組織に一次退避を促しただけ.
麻薬かの根本を変えたわけじゃない.
そーいう事です.
――――――地球の裏側 ◆/lYVcP7um2 in ニュース極東板
同氏はハンドル・ネームの通り,地球の裏側,すなわち南米で船舶関係の仕事に従事しているとされる人物.
また柘植久慶も,ある米特殊部隊大尉の話として,以下のような内情を紹介している.
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――――――
長くボリヴィアと関わっていた,一人の米特殊部隊大尉と話したことがある.
彼はボリヴィア陸軍特殊部隊と共に行動し,何度となくコカ栽培を行う農場を急襲した経験があった.
アメリカ政府としては,合衆国に流入するコカインの1/3がボリヴィア産という事実に,経済援助をちらつかせて取締強化を迫る.そこでボリヴィア政府は,重い腰を少しだけ上げる,ということの繰り返しだそうだ.
『自分達はあくまでアドヴァイザーです.いや,オブザーヴァーと言うべきかもしれません.主体はボリヴィア陸軍ですからね』
と,彼は渋い表情を浮かべていまいましそうに語る.
彼らボリヴィア陸軍将兵は,駐屯地周辺住民と密着していることが多い.あまり早く作戦計画についてブリーフィングすると,全て敵方に筒抜けになってしまう.必ず情報を売る人間がいるからだ.
そこで朝の点呼の際,初めて作戦計画を告げる.
するとメンバーが揃わなかったり,装備や弾薬といったいずれかに問題が生じ,出発がズルズルと遅れていく.あたかも密造業者の逃げるのを待っているかのようだ.
やがてUH-1ヘリコプターに分乗,急襲という段取りになる.だが,目的地上空に達した頃には,密造業者の精製作業は既に終わっている.
このパターンが一番多いと言っていた.
上空に支援機を旋回させた上で注意深く接地し,訓練通り寸分の狂いもなく兵力を展開させる.
けれども,発見されるのは作業の痕ばかりだ.コカイン・ペーストは既に朝早く回収されてしまい,いつまでもその場所に置かれてはいない.全て一部の人間の時間稼ぎの結果といえよう.
資材があればそれらを破壊し,二度と使用できないようにする.一応はやるが,別に大した設備などない.
滑走路として利用したと思われる空き地や道路は,爆弾を仕掛けて破壊する.簡単には再使用させないという目的だ.
コカの木を栽培していたら,その一帯を焼いてしまう.けれど焼け石に水であることは,大尉も承知の上であった.放っておけないから空しい処置をとっているに過ぎない.
――――――柘植久慶著「麻薬戦争地図」(銀河出版,'93),P.182-183
ただし,柘植久慶を情報ソースとすることには疑問の余地もある.
【質問】
チャベス・コロンビア紛争(仮称)とは?
【回答】
2008/3/2にコロンビア軍が反政府勢力殺害のため,エクアドルとの国境を越境したことに対し,翌3日,エクアドルの同盟国であるベネズエラのチャベス大統領が,コロンビアから外交関係者を全員帰国させた上,国境に戦車を移動させ,戦闘機を出動させた事件.
上記までの参照サイト:
2008年03月3日 11:03付,ロイター
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その後,3/7にコロンビアが謝罪して,武力衝突の危機は回避された.
***
コロンビア国軍は三月一日,左翼武装組織FARC掃討のため,エクアドル領内にあるFARC基地を攻撃しました.
その後FARCは声明のなかで,この攻撃によりFARCのナンバー2レジェス氏が戦死し,その後任にトンセル氏がついたとしています.
また,コロンビア軍による越境攻撃にエクアドルが反発し,同国との国交断絶を通告.これにベネズエラ,ボリビアが同調しています.
ベネズエラはコロンビア国境に三軍部隊を急遽派遣したそうです.
この緊張を受け米州機構(OAS)は五日,コロンビアによるエクアドルの主権侵害を認定しています.
⇒コロンビア,エクアドル,ボリビアは米の「麻薬との戦い」に協力している「アンデス諸国」とよばれる国々です.
うちコロンビアは米と自由貿易協定を結んでいるような親米国ですが,エクアドルとボリビアは左翼政権下にあり,米との経済協力に神経質とされます.
昔から米国は,中南米地域に対しては軍事面で敏感な反応を示します.
▲
コロンビアからの越境攻撃,なんかただじゃ済まなくなりつつあり.
原因はチャベス君.
おいらっとこのコレア君は,遺憾の意だけで,取りあえず,コロンビアがごめんすれば,無かった事にしたかったみたい.(TVで流れたスピーチの印象)
ところが,チャベス君が話を混乱させた.
ベネスエラ軍が今,コロンビア国境に動いてます.
あのTV演説だけならなんて事無かったんだが,ボゴタの大使館閉めて,軍動かしたら,やっぱ,ただじゃ済みませんわな.
で,コロンビアが反発,さっき流れた警察軍の親玉は,匿ったエクアドルが悪い,と明言しちゃいまいた.(TVで.)
多分,明日,ボゴタのエクアドル大使館,閉まるんじゃないかと思う.
それとツルカンの国境閉鎖かな?
まだ軍は動いて無いけれど,早晩,コロンビア国境に増派されるだろうと思う.
まぁ,これまでの流れなら,すでにFARCのNo.2は殺しちゃったわけだし,暫くは越境はして来ないとは思うんだが,もし,次越境すると,軍対軍のドンパチになる可能性有り.
FARCは多分,ベネスエラ国境向けに,移動開始してると思う.
さてと,今回の仕掛けの黒幕は,まだ確定情報入ってないんだが,コロンビアの強気を見ると,軍事顧問団が裏で動いた臭い.
これ表にでない事を願う.
出たら,ドンパチになるよ.
あと,ブラジルも北部国境へ軍を動かしてる.
もっとも,これは仲裁介入のためだろうと思うけどね.
ただ,ブラジルの北部へ行ける連中ってのは,ジャングル戦特化の特殊部隊なんだよね.
仲介なんか出来るのかな??
ま,チャベス君次第.
ただねぇ,ベネスエラは国内問題抱えてるから,外に明確な敵が出来るのは,チャベス君には渡りに船なんだよねぇ・・・
あとは,もう目的を達したんだから,コロンビアがバカやらない事を祈ろう.
ああ,それから,今日の会見の様子見てると,今回の件,ウリベ蚊帳の外だったかも知れない.
これでアメリカ関与が表に出たら,ウリベはオワタ.
ま,明日は月曜だから,なんか動きはあるだろ.
続報とまとめ.現在朝8時50分過ぎ.
発端:
コロンビア警察軍がFARCのエクアドル領内にある根拠地を奇襲.FARCNo2の司令官を殺害.
エクアドルは主権侵害と抗議.
昨日の状況:
コロンビア警察長官,記者会見で文書を示しながら,エクアドル防衛大臣とエクアドル大統領がFARCと接触したと暴露.
したがって,今回の越境攻撃はコロンビアに非は無いと発言.
ベネスエラのチャベス大統領は,今回のコロンビアの行動を「戦争行為」と非難.
大使館の閉鎖,軍のコロンビア国境への移動を開始.
今朝の状況:
エクアドル政府は昨夜のうちに大使召還.大使館は閉鎖されてない.
今朝の大統領のTV演説で,エクアドル大統領コレアは,ボゴタと話し合いを持つとしながらも,事態はすでに「外交的謝罪」では解決出来ないレベルと明言.
コロンビア政府はこれに現時点では反応していない.
以上,現地報道から(ソースはエクアドルのTV放送.朝のニュース)
以下,非公式情報(ソース無し)
ペルー国境の部隊が移動開始.
行き先は不明.
グアヤキル近郊の空軍基地から戦闘機移動.
海軍は出動待機.
予備役招集は掛かっていない.
北部国境近くの伐採業者,山を下りる.軍命令.
コロンビア側情報は報道以外無し.
日本への影響:
短期で終息すれば多分無い.
長期化しても,実戦が無ければ,影響は僅少.
戦闘が始まった場合は,パナマ通峡に大きな影響.
南米西岸航路は南部からエクアドル領域を迂回する航路以外事実上閉鎖.
日本で短期に影響が表れると思われるものは,バナナ,銅,カカオなど.
また,旅客路線は事実上閉鎖.北行き空路は全てコロンビア領内を通過する.
その他:
ブラジルも軍の移動を行っている.(ソース無し.)
ペルーは不明.
エクアドル国内は平静.
報道も特番を組んでというレベルでは無い.
ただし一面トップで続報している.
コロンビアーエクアドル問題続報
*エクアドル政府はコロンビアとの外交関係を断絶,全外交官の引き上げを命じた.
またコロンビア全外交官に国外退去を命じた.
現在,一般在留コロンビア人への退去命令などは出ていない.
*エクアドル政府は本日,国家安全保障会議を招集.
全軍人に禁足令.現時点で予備役含む,
軍役登録者のエクアドル外への旅行には,軍の許可証とは別に,個別に許可が必要.
*駐コロンビア米大使はコロンビアの行動を支持.
また,ブッシュ大統領の支持も伝えられる.
これに対してエクアドル国内では,コロンビア公館付近で抗議行動.
*ブラジル,ルーラ大統領は本日声明を発表.
今回のエクアドル,ベネスエラとコロンビアの紛争に関して,仲介の意思を表明.
*ツルカンの国境は封鎖.航空便は通常通り運行.通商関係は維持.
*今夜からエクアドル大統領コレアは,中南米各国を歴訪する.
日程は4日間.パナマ,ベネスエラ,ドミニカ共和国,ボリビア,ブラジル,ペルーが予定されています.
*ペルーも軍に即時待機命令が出た模様.
ガルシアは一応仲介する意思を表明.
*エクアドル国防相,ラレアは,FARCとの接触を,エクアドル国内で誘拐された米国人の釈放交渉と説明.
交渉場所はエクアドルでもコロンビアでも無い場所だった.
(多分ベネスエラ)
(ソース:現地TV報道)
コロンビアの強硬姿勢の裏側に米国の存在が明らかになりました.
これでコレアは落としどころが難しくなりました.
簡単に手打ちは出来ない状況です.
プラン・コロンビアは多分枠組みが崩れます.
エクアドル軍は非常体制におかれました.
今日の午後からは軍の動きが判らなくなっています.
友人の携帯連絡しても応答がありません.
以上,3/3月曜の状況.
ただいま大統領と国家安全保障相,防衛相の記者会見.
かいつまんで言うと,コロンビアの警察長官の提示した書類を全面否定.
全て今回の越境攻撃を正当化するための虚偽の事実と切って捨てました.
FARCとの接触は,6名のエクアドル人,2名の米国人を含む,12名の誘拐された被害者解放の為の,人道に基づいた行動と説明.
続いて,コロンビア軍の越境攻撃は反撃などでは無く,計画された奇襲作戦である,としています.
その根拠は,
この襲撃を受けたキャンプが国境から7Kmもエクアドル側に入った場所だった事,
コロンビア軍の越境経路が攻撃を受けたとする場所と異なる事,
攻撃にはヘリコプター,航空機が用いられている事,
などを挙げています.
さらに過去の越境攻撃事例を挙げ(これには2004年に発生した,ゲリラではなくエクアドル人住民の虐殺事例も含まれています.),また,ペルー,ニカラグア,エル・サルバドルなどの例を挙げ,これらのゲリラ対策が全て国内活動として処理されたにも関わらず,なぜコロンビアだけが外交問題に発展させようとするのか?と結んでいます.
国家安全保障相は,これまでの麻薬対策におけるエクアドルの貢献を挙げ(これは確かに挙げる価値はある.取引のみでなく,資金洗浄でも令状無しで引っ張ります.),その麻薬の出所はどこであるのか,エクアドル国内にはコカの栽培地は一カ所も無い事を強調しています.
さらにコロンビアのラジオ局記者の質問で,警察長官の提示した書類が虚偽である証拠はあるのか?と言う質問に,本物である証明が先だ,と切って捨てました.(悪魔の証明ですね.)
どうも,この記者会見だけを見る限り,コロンビア側には歩が悪いように見えます.
越境したのはコロンビアである事実は覆りませんし,これまでプラン・コロンビアに協力して来た実績(米空軍への基地提供,米艦船の寄港許可)がありますので,FARCへの聖域提供という,コロンビア警察長官の提示した書類とは矛盾します.
地球の裏側 ◆/lYVcP7um2 in ニュース極東板,2008/03/04(火) 12:01:02
続報:
取りあえず,報道には動きが無いから(朝まだ早いし)新しい事は起きてないみたい.
軍は公表された分だけだと,エスメラルダの13BIMOは国境での配置についてるのが確実.
ペルー国境から動いた兵力は今日キト集結らしい.
この約8000の兵力はとりあえず,コロンビアが国境に兵力を増やしてないんで,様子見かな?
海軍は今日見に行って来るけれど,フリゲートは動いてない.
コルベットは何隻かいないけれど,まぁ,これは通常オペでもそうだから.
今,エクアドル国内は太平洋岸でかなり広範囲に洪水が発生してて,地上兵力が動きにくい.
ただ,コロンビアが国境越えて侵攻する事は無いと思うけどね.
あとはチャベスの動き次第かな?
南米各国の動きはこれから.
コレアが各国歴訪に昨夜出発した.
これまでにエクアドルに同情的発言をした国は,ベネスエラ,ボリビア,チリ,パナマ.
ブラジルは中立的立場で仲介意思表明.
ペルーも中立.
ウルグアイ,アルゼンチン,パラグアイは情報無し.まぁ,遠いからね.
コロンビアが,FARCの越境を〔エクアドルが〕許した事を非難したんだが,それへのコレアの切り返し.
「南米最大規模の陸軍が米国の援助貰っても,国境越えるのを阻止できないものを,その1/4の軍隊で,1セントも貰ってない国の軍隊にどうしろと・・・」
続報.エクアドルーコロンビア情勢.
取りあえず,世界の論調エクアドル版:ソースはEl
Universo
イタリア:ダレマ外相
”心配している.このような作戦が引き起こす結果は反発と外交的亀裂,そしてラテンアメリカ
の緊張だという事に気づくべきだ.”
チリ:バチェレ大統領
”(このような状況について)コロンビアがエクアドル国民,大統領,そして地域に説明をしなければならない事に疑いはない.”
コスタリカ:オスカー・アリアス大統領
”イングリッド・ベタンクールの解放の可能性が遠のいたと思う.”
ペルー:アラン・ガルシア大統領
”反テロの戦いには共感するし,時には重大な決断を迫られる事も理解する.
しかし普通に考えても,今回のケースは国際規範に抵触している.”
アルゼンチン:政府公式見解
”アルゼンチンは明白な主権侵害が地域国家によってなされた事に困惑し心配している.”
ヒラリー・クリントン:
”ウーゴ・チャベスの行動は問題”
”(ベネスエラの行動は)正当ではなく危険”
バラク・オバマ:
”各国の大統領はその制御を超えた所にも責任がある.
また,紛争を平和裡に解決することも同様”
ジョン・マケイン:
”コロンビアは米国の強力な同盟国”
どうも米国だけ空気読めて無いふいんき・・・
国務省,ちゃんと状況を伝達してるのか??
今回の紛争の感想.
どうもコロンビアは目先逸らしに必死.
よく考えれば判るが,エクアドル政府の人間がFARCと接触があった事と,越境して攻撃した事実はまったくの別事象.
だいたい,その接触の証拠ってのが,越境攻撃の結果押収したPCから出たって言ってるのが笑える.
最近のアメリカは敵味方間違えてないかい?
ってか,国務省か.
どうも北朝鮮と言い,最近国務省ボケてないか?
いくらなんでも,作戦行動策源地を敵に回しちゃまずいだろうが.
「PCから出て来た」って,永田メール臭い.
また,アメリカはチャベスにしてやられたんと違うかな?
現状でコロンビアを支持する南米の国はないみたいね.
ペルーが玉虫色だが,他は全部コロンビア非難に回ってる.
チリのおばさん大統領に一刀両断にされてたね.
「国境線を尊重しない方が悪い」
って.
っつーわけで,「コリツ」に向かってまっしぐら.ウリベ君・・・・
アメリカがこれに肩入れすると,コロンビア以外の南米vsアメリカって図式になるんだが,良いのか,そんな事しててアメさんは???
チャベスの思い通りの展開になるぞぃっと.
【質問】
こういうことは南米では,よくあることなの???
【回答】
最近はあまり無いね.
ただ,コロンビアの越境攻撃はしょっちゅうある.普通は「スマソ」でおしまい.
今回は大統領が替わってから初めての大規模越境.
現エクアドル大統領は,以前からコロンビアの越境攻撃を非難してた.
それでもペルーが主敵である事を考えれば,コロンビアと事を構えるのは回避してた.
今回はこっちで見てる限り,コロンビアがえらく強気.
チャベスの横やりが影響してるのかも知れんけれど,それにしても,名指しで大統領と現職大臣をFARCシンパと明言したのは初めてだね.
接触自体は以前からあったし,麻薬対策局は常時接触を維持してたはず.
コレア,このままじゃ引っ込みつかんだろーなー・・・
なんせCNNでも警察長官の会見流れちゃったし・・・
でもウリベはエクアドルとは喧嘩したく無いはずなんだけどね.
これで米軍艦のマンタ寄港と哨戒機の基地協定が破棄されたら,FARC対策はザルに等しくなっちゃう.
下手すりゃ今日中にも,プラン・コロンビアへの協力拒否なんてのが出ておかしくないからね.
さて,ちょいと善後策協議に行ってきましょ.
こっちの商売にも影響が結構ありそうだから.ドンパチ始まっちゃうと,二大稼ぎ頭,バナナ船とガラパゴス観光客船が酷い事になりそう.
頭イタいわ,ホント.
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エクアドル・コロンビア・ベネズエラ,紛争終結で合意
2008年3月8日11時25分 読売新聞
【リオデジャネイロ支局】
南米エクアドルが,同国内に越境して左翼ゲリラ掃討作戦を行った隣国コロンビアと断交した問題で,両国と, エクアドルに同調していたベネズエラの3か国の大統領は7日,外交紛争を終結させることで合意した.
ドミニカ共和国の首都サントドミンゴで開かれた中南米の政策協議機関「リオ・グループ」の首脳会合で和解したもので,3月に入り緊迫していた事態は,1週間で収拾することになった.
AP通信などによると,コロンビアのウリベ大統領は首脳会合で,越境作戦について謝罪したうえで,
「二度と隣国で攻撃しないことを約束する」
と述べた.
エクアドルのコレア,ベネズエラのチャベス両大統領はウリベ大統領の謝罪を受け入れ,3人で握手を交わした.
また,3か国の合意を受け,コロンビアとの断交を宣言していた中米ニカラグアのオルテガ大統領も7日,外交関係を回復させることを明らかにした.
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チャベス君の下心丸見えとはいえ,コロンビアはこうせざるを得なかったか…
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【質問】
ブラジルの原潜保有の実現性は?
【回答】
5億ドル超の核開発プログラムを発表
2007年7月になって,ブラジルは原子力潜水艦保有への野望を再び語り始めました.ベネズエラが潜水艦※を買うことへの対抗心・・・は関係無さそう.
JSF
これは,核動力主機は自前,船殼の方はフランスかドイツに手伝ってもらうという,ちょっとちぐはぐな構想を表明してるんですよ.
普通,新興国が兵器の国産化に乗り出すときは,まずドンガラから始めるものですが.
その辺に,核兵器開発疑惑が言うわれる原因があるかもしれませんね.
井上@Kojii.net
様々な面で,実地,当事者経験を持つ目から見ると,以下のように考えます.
新興国の代表のように思われがちなブラジルですが,こと原子力・核燃料サイクル部門に関して,自身でウラン鉱山を保有,ウラン濃縮,成型加工などのフロントエンド,原子力発電,最後に再処理プラントと,各々には小規模なものがありつつも,「全て所有し,完全自給も不可能ではない.」という点で,その実力は絶対に侮れない物があります.
もともとブラジルでは水力発電資源が豊富なことから,原子力開発も発電一本槍ではなく,軍民が表裏一体となって進められており,核動力主機だけではなく,ウラン濃縮の研究すら海軍が加わる形で行われてきました.
また,上記,「全ての物を兼ね備える」世界でもごく稀な国であり,なおかつ「ウラン国内自給可能」という非常に重要なファクターを持つため,核兵器開発などいつでも着手できると考えられてきました.
事実関係(特に最近の動き)について私は詳しく承知していませんが,ブラジルは一旦は核兵器開発の放棄を宣言した後,NPTやCTBTの核不拡散体制に組み込まれたはずです.
しかし,JSFさんのご紹介の記事中,致命的に重要なのは
「遠心分離器などの機材をスパイの危険にさらすこととなるとして,2004年のIAEA国際原子力機関の査察受け入れを拒否していた.」
と言う点です.
これは仮に原子力発電所などへの査察を受け入れたとしても,肝心要のウラン濃縮プロセスが不透明であり,核兵器開発の疑念が全くぬぐえないこと.
さらに,ウラン濃縮プロセスを査察の目の届かないところに置くことで,いつでも原子力潜水艦などに使用する核動力主機のウラン燃料を,IAEAなどの国際社会が監視できない中で内製できることを意味します.
要は「牙を抜くつもりはなく,その能力を温存する.」意志を既に暗黙のうちに表明していたと言え,今回のニュースが流れても全く不思議に思えないどころか,情勢次第では核兵器開発の疑念も再び高まるものと考えます.
また,今回の核開発プログラムの中で,アングラ3号機(PWR,130万9,000kW)が長い眠りから覚め,工事再開へと動き出すこととなりましたが,本対象設備は旧ドイツ:シーメンス社製(現フランス:アレバ社)のものです.
そのため,既に1980年作業中断までにエンジニアリング作業の大半は終了し,機器の約75%がブラジルに輸出され,倉庫に保管されている状態との情報もありますが,上記の全く牙を隠そうとしないブラジルの姿勢に対し,機器輸出国であるドイツ,フランスがどのような態度を取るのか.
仮に残件を封鎖したとしても,機器の大半は既にブラジルにあり,運転経験も豊富.ウラン燃料供給も自前で可能.おまけに欧米以外に原子力開発部門でのロシアとの協力関係も既にあると,これ以上は考えられない盤石の構えです.
そのため,この流れを阻止するのは,もはや経済的に破綻させない限り,ほぼ不可能に近いと考えられます.
以上の点から,ことは原子力潜水艦開発だけにとどまらない,大変重要なニュースとも言えます.また,国際社会は大変難しい選択を迫られることになるため,今後の動向から決して目を離せないところであると考えます.
以下は,上記情報の出典です.
ブラジルの核燃料サイクル 原子力百科事典 ATOMICA
http://atomica.nucpal.gr.jp/atomica/14080303_1.html
ブラジルの原子力発電開発 原子力百科事典 ATOMICA
http://atomica.nucpal.gr.jp/atomica/14080302_1.html
ブラジルの原子力開発体制 原子力百科事典 ATOMICA
http://atomica.nucpal.gr.jp/atomica/14080301_1.html
以上,ご参考まで.
へぼ担当
しかし,ブラジルは F-X 計画ひとつとっても予算難でスッタモンダして,とりあえずフランスから中古ミラージュ
2000 を買ってお茶を濁す体たらくなのに.
これで原潜建造なんか始めた日には,開発・建造だけでなく,訓練・維持なども含めて金食い虫だらけになり,国防予算を湯水のように吸い取られてしまうんじゃないかなあ,とも思えます.
技術的な可能・不可能とは別次元の問題ですけれど.
井上@Kojii.net
>国防予算を湯水のように吸い取られて
御意に.まさにその点が最大のネックでしょう.
(もちろん他にもありますが,諸事情につき自主規制.)
報じられているような核開発プログラムでも,たかだか8年で5億4千万ドル(約659億円)しかありません.
これでは基礎研究等は出来ても,実機などとてもではありませんが,財政的に実現不可能.小規模モデルやモックアップですら,怪しいところです.桁を1つ以上間違えているのでしょうか(汗).
別立てのアングラ3号機分の予算36億ドル(約4400億円)
<こちらは常識的に妥当な額
と比べても,不足であることは誰の目にも明らかにでしょうし.
よって,常識的には,単にこれだけならブラフ以上の効果は得られず,逆に国際社会の猜疑心を呼び起こすだけの逆効果と考えます.いみじくも
「夢を大きく持とう.そして原子力潜水艦を開発する可能性もあるところまでいこうじゃないか.」
との発表自体,その限界を露わに示しているわけですが.
そのため,ブラジルのルーラ大統領はどのような勝算があってこのプランを発表したのか,技術的な側面だけではなく,国際社会・政治及び経済的な分析が待たれるところですね.
<私自身は工学・技術的な面の分析が限度ですので.
まさか,裏には中南米某産油国の影がというオチは,国境を接しており,
<参照 : http://www.freemap.jp/south_america/img/sa_kouiki_all/3.gif
様々な面で対立事項もあるため,「いくら何でも」と言うところ.陰謀論は趣味ではありませんが,しかし国際社会(経済)は一寸先は闇.さあどうなることでしょうか.
いずれにしろ今後の動きが注目されます.
へぼ担当
※
ベネズエラが買うのは,「ワルシャワンカ」型(キロ級)潜水艦5隻だけです.
http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/21785263.html
を参照のこと.
「ベネズエラがアムール型を買う」と報じたのはロシア経済紙「コメルサント」でしたが,ガセだった模様(^^;
売れないアムール型・・・・
【質問】
南米のチリって細長いから守りにくくね?
何か特別な防衛計画とかあるの?
【回答】
基本的に南米諸国は1945年3月,4月に決議されたチャパルテペック決議に拘束されます.
この決議は,条約によって確立された国境線を侵す,もしくは侵す危険性がある場合は,締約国は共同して武力使用もしくは武力使用を含む措置に同意すると言うもので,下手をすれば侵略国は米国をはじめとする各国から袋だたきに遭う可能性があります.
また,1948年12月3日に発効した米州間相互援助条約では,チャパルテペック決議を拡大して,内部の論争を平和的に解決するように調印国を拘束し,加盟国が外部からの攻撃を受けた場合は集団的自衛措置を執ることになっています.
従って,外部からChileが攻撃を受けた場合,首都サンチアゴ近辺とバルパライソ近辺に兵力を集中させ,持久を行いつつ,周辺諸国の参戦と米国の援助待つと言うものになるかと思います.
ちなみに,Chileの海軍は四分割されており,
南緯26〜36度を担当する,バルパライソを司令部とした第1海軍管区,
南緯36〜43度を担当する,タルカワノを司令部とする第2海軍管区,
南緯43度〜ホーン岬までを担当する,プンタアレナスを司令部とする第3海軍管区,
南緯26度以北を担当する,イキケが司令部の第4海軍管区に分かれており,
主力艦艇は殆どがバルパライソに,残りが第2〜第3海軍管区に配備されています.
それぞれの管区には海軍航空隊1個飛行隊と海兵隊が1個群配備されています.
陸軍も同様に海に向かっては4分割ですが,山間部を2分割,首都に軍管区が分かれており,南北に司令部が設置されています.
空軍は南北に戦闘機部隊があり,防空隊は海軍と同様に4分割+首都という配置です.
眠い人 ◆gQikaJHtf2 in 軍事板
【質問】
コスタリカの武装警備隊って実戦経験あるんですか?
【回答】
あります.
1953年にCosta Ricaの大統領に,中道的な社会主義者のホセ・フィゲレス・フェレルが選出されました.
で,それにいちゃもんをつけたのが,隣国Nicaraguaの大統領,アナスタシオ・ソモサで,彼は選挙でフェレルを応援した,カリブ海諸国からぼ政治亡命者で構成された「カリブの師団」のメンバーがフェレルの示唆で,自分を暗殺する陰謀に加担していると主張,新大統領の選出に不満を持っていたCosta
Ricaの前大統領ラファエル・カルデロン・グアルディアを支援.
カルデロンは叛徒を集め,NicaraguaからCostaRica北部の国境の町,ビラ・ケサダを1955年1月11日に占領します.
しかし,フェレルは米州機構に調査を要請し,グアルディアの後ろ盾がNicaraguaであることが判明し,ソモサは結局,手を引きました.
また,米国はCosta Ricaを武器援助などで支援し,武装警備隊は民衆の支援の下,叛徒を蹴散らして,Nicaraguaに彼等を追放しました.
結局,Nicaraguaは折れ,両国で国境線を警備することで合意し,叛乱は終息しています.
また,このほか1980年代のNicaragua内戦では,国内の締め付けなどに従事しています.
眠い人 ◆gQikaJHtf2
【質問】
なんでカストロは敵(ではないにせよ非友好国)に基地を使わせてるんですか?
【回答】
http://www.geocities.jp/taihaku_03/geography/enclave/guantanamobay.html
要するに,キューバ革命以前に結ばれた条約が根拠になっているので,カストロとしても地道に返還を訴えるくらいのことしかできないんですね.
【質問】
パナマやキューバにアメリカ軍基地ができるまでの経緯を教えてください.
【回答】
領土拡張に燃え,戦争を待ち望んでいたアメリカは1898年2月,ハバナ停泊中のアメリカ軍艦メイン号が爆発,沈没したことをきっかけ(事故か謀略かは分からないが,スペインの工作によるものと決め付けた)に同年4月スペインに対して宣戦布告,米西戦争をはじめた.
スペインはすでにマンビー(キューバ独立主義者)との戦争で疲弊していたため,キューバに侵攻してきたアメリカ軍にまたたく間に敗北した.
そして1898年末パリで講和条約を結びアメリカはフィリピン,プエルトリコを手に入れる(その後ハワイも併合した).
アメリカはキューバを軍政下においたものの,表立った領有はできなかった.
だが1901年のキューバ憲法にキューバ国政にアメリカが干渉できる権利を認めさせる条項を盛りこむことを押しつけた(プラット修正条項).
そのため1902年,キューバ共和国として独立はしたものの,事実上アメリカの属国であった.
結局はスペインからアメリカに支配が移り変わったにすぎなかったのである.
スペインを追い払い太平洋での覇権を握ったアメリカは,太平洋への通路を欲した.
まずカリブ海,中米の押さえとして1903年キューバ東部のグアンタナモ湾に海軍基地を建設.
そして同年にコロンビア領であったパナマを独立させ属領化におきパナマ運河建設を始める.
1914年にパナマ運河が開通し,ますますカリブ海,中米諸国への覇権が強まった.
【質問】
カストロやゲバラがプロレスラーに武術を習った,というのは本当か?
【回答】
本当.
1955年,サンディエスタ政権に命を狙われメキシコに亡命中のカストロ兄弟は,メキシコでチェ・ゲバラと出会った.
カストロ,ゲバラはメキシコで,ゲリラ戦のエキスパート,アルベルト・バーヨ将軍から銃器の構造,扱い方,行軍,機動訓練など,ゲリラ戦の基礎の実戦訓練を受けた.
バーヨ将軍はスペイン市民戦争で共和国側についたため,フランコから逃れ,メキシコに亡命していたのだ.
そこに新たに一つ訓練項目が加わった.武器も失った最後の最後,素手になったときの格闘術,これがコマンド・サンボならヴォルク・ハンの世界だがここはメヒコ,そう,ルチャ・リブレなのだ.
現在のルチャ・リブレにコマンド・サンボ的なものを要求してもいかがなものか,となるかもしれないが,50年代はまだまだ「闘い」の要素が強かった.1954年メヒコに遠征したテーズは,コスチュームに凝りすぎることに軽べつの眼を向けていたようだが,それでも,である.
で,カストロ,ゲバラへの武闘訓練を請け負ったルチャドールは「インディオ」ことアルサシオ・バネーガス.カストロ兄弟やゲバラの情熱に打たれて全面的協力を決意した.
バネーガスは柔剣道をはじめとする護身術のプロフェッショナルで,映画のスタントなんかもやっていたらしい.
ゲバラ:でも,なんでプロレスなの??? 僕らは革命をやりたいのであって,覆面プロレスラーになるためにメキシコくんだりで合宿やってるんじゃないよ.
バネーガス:おまえ,プロレスをなめとるな.口答えはワシに勝ってから言うてみい.
バネーガスはゲバラにヤキを入れ,以後,ゲバラは最も真面目な生徒となった.
後にバネーガスは言う.ゲバラはプロレスラーとしてデビューしても,けっこういいとこまで行ったのではないか,と.
歴史にIFはタブーだが,もしキューバ革命の時期がもう少し遅れていれば,チェ・ゲバラのプロレス・デビューがあったかもしれない.素顔のままで「キューバン・アサシン3号」.国会にプロレスを持ち込むどころか,革命にプロレスを持ち込み「キューバ情勢は”週刊ファイト”を読まなければわからない.」と,井上義啓氏が喫茶店トークで情勢分析していたかもしれない.
(from 「中南米のプロレス」)
【おまけ】
そのメキシコ・プロレスで活躍した日本人に,ウルティモ・ドラゴンがいます.
ウルティモ・ドラゴンこと浅井嘉浩は世界的
スターレスラーです.
彼は学生時代からレスラーを目指し,高校卒業後
新日本プロレスの門を叩きますが,あまりに小さい
その身長から,門前払いを受けます.その後も執拗に嘆願を続けますが話にならず,
どこぞのジムでアルバイトをしていると,そこの会長と新日の現場責任者,山本小鉄が知人.
おかげで,結果,一応の入門を許される訳ですが,そもそも低身長の者を使う気などさらさらなかった新日は
,練習生と言うか雑用で追い回すばかりだわ,合宿所にも入れず通いの扱いだわ,で,当然ほどなく食うにも事欠いた浅井選手,練習生の断念を余儀なくされます
(ただし,新日の台所事情が苦しい時等は,小さくても使わざるを得ない事もあり,その例がタイガーやライガー,悪い例が,デビュー後すぐにメキシコに放り出され,一切の給料,援助,通信,等を絶たれた苦労人,グラン浜田).
その後,ジャパン女子プロレスという団体が発足した際,山本小鉄が団体に関わっている事を知り,何かプロレスに携わるチャンスを掴もうと会場へ挨拶に行くと,丁度そこに居たのが
『メヒコの小さな巨人』こと,グラン浜田と,UWAという歴史ある団体の会長でした.
浜田選手は新日にデビュー早々追い出され
(籍だけ残されているせいで,行動は制限される上,ピンハネもされる,給料の一円だって貰えないのに
自力で稼いだ分を),その上で,メキシコの伝説的選手に上り詰めた苦労人(しかも,メキシコでの活躍を見て,
いきなり呼び戻されたあげく,前座扱いされた上に首になったという物凄いおまけ付き).
思うところもあったのか? ともあれ結果的に,浅井のメキシコ行きとUWAへの所属が決まる事になりました.
ボクシング並の細かい階級訳のあるメキシコ.
メキシコではプロレス――厳密にはルチャ・リブレ
(自由への戦い)というレスリング系格闘技ですが――
は,日本で言うところの相撲の様な国技です.
ですがメキシコは貧しい国な上,社会整備も治安も最悪,
さらに,それらを踏まえれば当然ながら,ギャラの安さは異様という表現がぴったりな有様で,食べかけのタコスの切れ端がファイトマネーなんて事も
まあ,それなりにザラなくらいです.
ちなみに,メキシコの屋台タコスは,食べて命があれば
ラッキーってくらいの猛毒で,重度の食中毒までは
口に入れた以上,不可避です.整備されていないのは,衛生環境もなのです.
また,国技ですからライセンス制です.
(海外レスラーが試合する際にはビザと同様交付が必要.
すごい例としては,ノアの丸藤正道が試合をする際,事務担当が,中々下りない認定に業を煮やし,三沢光晴の名を出し,
『セニョール・三沢の新人だ!』
と言ったところ,次の瞬間,返ってきた答えが,
『NWAタイトルマッチの挑戦者として指名試合とする』
だったそうです.流石ノア.
NWAについては後述)
ですからライセンスを収得する為にも, どこかの道場へ通うなり,地下闇プロレスに出るなり,
何等かの手段が必要です.
そんなとてつもない逆境の中,英語もスペイン語も
話せない,,,と言うか日本語以外話せない,と言うか荷物もお金も持たずに
浅井選手はメキシコにやってきました.
この手の,レスラーの経験談から常々痛感するのは,身振り手振りがあれば無理に言葉なんて使う必要なし
という事です.
親切な,,,と言うか,見かねた メキシコ人ルチャドーラに引き取られ,浅井選手の下宿生活が始まりました.
窓からは毎日殺人の現場を見る事ができ,周囲の住民はみんな泥棒とかの類で,たまに外から部屋に銃弾が飛び込んできますが,メキシコに住んでいたら,王侯の類でもない限り
日常的な出来事に過ぎませんから,気にする程ではないのでしょう.
さて,かようなスタートとなった海外プロレス生活ですが
ルチャをさせてみると,この浅井青年あら不思議,
圧倒的と言うか抜群と言うか壮絶と言うか,とにかく瞬く間にその才能を満天下に示し,なんと外国人でありながら,メキシコのスーパー・スターに上り詰めます.
(対外国人となると,会場一丸となって自国民を応援.レスラー側も善玉悪玉関係なく共闘して外国人を追い払うのがメキシコのならわし.鳴り止まない
『ビバ!メヒコ!』コールが物凄い)
さて,これに目を付けた日本のユニバーサルプロレスリングという,
どうしようもない事で有名な日本のプロレス業界の中でも,さらにとびきりどうしようもない団体
(でも,現場で働いていたのは,騙されて働かされてるプロレス・ファンばかりだから,信じられない程ファンサービスが良かったと『謎』さんは言ってた.『謎』さんはこの団体の元練習生)が,浅井を日本に連れて帰りますが,何せその様な団体だけあって,散々問題が紛糾したあげく,メキシコの英雄浅井選手は
また日本を離れる事となります.
その際,後見となってくれたEMLLという団体の会長が
浅井選手に贈ったマスクと名前が「ウルティモ・ドラゴン」です.
日本語にすると極限龍とか究極龍とか,そういう意味の
この名前で,新たにEMLLの絶対エースとして君臨する日々が始まります.
ちなみに,UWAはNWAの流れを汲む団体で,
EMLLはメキシコ最古の団体です.
NWAとは,その昔昔,まだレスリングの流派が乱立し
スタイルも多種多用だった頃――と言うか 一次大戦前だったと思う――そんな頃,
その多用性や,それでいてボーダレスな状態
(要するに,フリースタイルやグレコローマンはおろか
プロレスや,柔道の様な道着のあるもの,合気道の様なスタイルの流派も全部まとめてレスリングだったし,
かけもちでやっているのが普通だった,的な)の為,誰が世界王者かを決めるのは無理という感があったが,実際問題,実力実績から言って,
ロシアのジョージ・ハッケンシュミットか,アメリカのフランク・ゴッチか,どちらかしかありえないだろうと言われていました.
まあ,それぞれヨーロッパ選手権,全米選手権を
制していますしね.
そしてなんと,この二人の試合が実現し,
その際の勝者を王者として認定したのがNWA.
初代王者フランク・ゴッチとNWAは世界統一団体の
金看板を掲げ,そして賭け,レスリング団体の統廃合を
精力的に進め,ビジネス的シェアとしても全米を席巻.
ちなみにボクシング部門でもNBAという団体
(後のWBA!,昔のボクシングの記録で WBAもWBCも付かずに世界王者と書かれているのは
この団体,,,いや,WBAと改名してからの時期も
あるかな,ちなみにWBCはWBAの分家)を
この企業は持っていて,両格闘技部門は 大盛況だったのですが,,,この手にありがちな
本業(格闘技)があんまり大儲けだから,副業を,,,
というパターンで,大借金を負ってしまいます.
当然,黒字部門は他の金持ちの手に渡るのですが,
NWAを買ったのが,これまたNWAという団体.
どっちがどっちか忘れましたが, ナショナル・レスリング・までは同じで
一方はアソシエーション,一方はアライアンス.
そして米国のシェアを二分しているのも,この両団体,
吸収合併ついでに統一王座戦をやる事になり,その勝者が
『史上最強のプロレスラー』 『タイトルマッチ九百三十六連勝』
『鉄人』 ルー・テーズ. 通算六度王座を獲得し,その内一度は引き分け挟んで
九百三十六連勝(ノンタイトル戦合わせると千を超える)
しかもその期間中, 『もっとレスリングを世界に浸透させたい』
と,世界行脚を申請,大揉めの末に遠征を認めさせ,
世界中でその土地の王者と戦い,それを打ち破り,
連勝記録を延ばして米国へ戻ってきて,結果的に全米はおろか,世界的にシェアを独占させた.
まあ,おかげでただでさえ頭の痛い問題だった独禁法に
より一層なやまされる事になるのだけれど.
ちなみにこの時,テーズに二度に渡ってKOされ
病院送りになったのが,ドイツ王者カール・ゴッチ.
新日本プロレスの神様ね.
さてそんなNWAの海外侵攻の中,メキシコ支部的に作られたのがUWA.
なもんでメキシコには 今もNWAの計量級のベルトが多数存在しています.
さて, ようやく話を戻して,その後浅井選手は日本とメキシコを
行き来する売れっこ大物生活で,多くのビッグタイトルも
手中にし,メキシコには白亜の豪邸まで建てて,,
日本のレスラー仲間に本気で引かれる.
そんな生活を送っていたのですが,そこに今度は
アメリカ,WCWからのオファーが.
WCWというのは,NWAの後継団体です.
世界制覇をビジネスシェアでも成し遂げたNWAですが
税金や独禁法の問題は大きくなるばかりな上,そもそも
組織の成り立ちが,プロモーターの集合体体制.
つまり,全米にしろ世界にしろ,NWAという大きな
枠組みの中に,沢山の団体が存在するという形,
言うなれば,スカイパーフェクTVみたいなもん?なので
味方同士で食い合ってるって言うか, 本体よりむしろ傘下のでかい団体の方が権力あるってか,
,,,鎌倉幕府みたいなもん?. なので,内実はいつも苦しい.
どころか,形としてはNWA傘下ながら,実質は
しのぎを削る商売敵って団体がいくつもある訳で.
あげく,末期は数人のうんこプロモーターの
私利私欲が止めとなって破産状態に.
この事態を重く見て,立ち上がったのが,
何と,全米メディア王のテッド・ターナー (CNN創設者,タイムワーナー副会長).
プロレスをこよなく愛する彼は,この一大事に対し
NWAを買い取った上,巨額の出資を惜しまず,
採算度外視でTV中継を続けました ,,,って,ニュース専門放送局のCNNで!!.
まあそれはともかく(えー!!),ついに国際スター選手
ウルティモ・ドラゴンが米国上陸です.
階級分けが厳格なメキシコや,小さい選手は軽量級で
一括りにされる日本と違い,アメリカは割と
階級差関係なく試合が組まれます.
なので,ヘビー級のタイトルも獲得し, 前評判通りの堂々のスターぶりを見せつけ順風万般
,,,だったのですが,まず,怪我で調子を落とします.
あのウルティモが酷い有様だ,相当大きな怪我だろうと,
会社から手術を勧められます.
紹介された相手は,,この後に起こる事件の為か
名前は出されていませんが,
『村田兆二さんの手術をしたあの先生』
との事なので,多分ジョーブ博士でしょう.
肘さえ治れば,再び輝いていられると, すがる思いで受けた手術,
結果はとびっきりの手術ミス.
まず,肘から下が全く動かない.
しかも,なのになぜか強烈な激痛が絶えず続くという,
ものすごいおまけ付き.
レスラー生命を絶たれ,当然会社も解雇 そして障害を負い,しかも激痛は二十四時間三百六十五日
決して止む事も,治まる事もなし.
生きていく事自体不可能そうなこの状態から,
ドラゴンは何一つ諦める事すらしませんでした.
まず,日本やアメリカで何人もの医者を探し
肘を治す可能性を探しました(後に,動くはずのなかった
腕が動き,今では不自由ながらに動くまでに)
そして,自分の様に,レスラーになりたくてもなれない
若者の為にと,メキシコにプロレスの学校を建てました.
この学校の名前が,闘龍門です.
廃屋を買い取っただけのこの建物から, 一年もしないうちに『驚異的』との評価を
欲しいままにするレベルで デビュー当時から傑出した能力と個性を持つ新人を
多数,,,と言うかやたらめったら輩出.
それから一年程度で,選手は日本逆上陸.すぐさま
日本の軽量級戦線の旗手的存在となり, さらに一年ほどすると,ついに日本に興行会社を設立.
この社会景気,そしてすっかり斜陽産業のプロレス業界で
唯一日の出の勢いで業績を伸ばす奇跡的な会社となり
今なお成長著しいこの団体.
創設者にして校長にして会長のウルティモ・ドラゴンは,とにかく徹底して揉め事を防いだのが勝因と語ります.
絶対に派閥を作らない事,些細な事でも人に相談する事を,ひたすら言って聞かせたそうです.
まあ,とてもそれだけではない,ちょっとやそっとじゃ
言い切れない,あまりに多数のドラマがこの団体には
ありますので,気が向きましたら是非文献でも御一読を.
さて,この団体においての絶対不可侵な存在である
ウルティモ校長ですが,事あるごとに復帰を口にする困りものでして,その都度周囲の関係者に
『おじいちゃんお昼はさっき食べたでしょ』的なせつない扱いを受けていたのですが,東洋医療に傾倒したあげく,なんと動く筈のない手が動いて以来,すっかり調子に乗ってリハビリに明け暮れる毎日を何年も送る始末.
ついに不自由ながらも手が動く頃には,すっかり痩せ衰え,どう考えても復帰も糞もないだろうと思わせたものですが,なんとそこから二年程度で,なんとか復帰は可能なコンディションを仕立てて見せます.
しかも,WWEとの契約まで済ませて.
WWEとは,前述した NWA内でしのぎを削っていた団体の最大手で,の割にはNWA本家とは仲が良かった
ほうだった団体,WWWFが改名を繰り返した団体です
(WWWF→WWF→WWE).
NWAの破産で,当然ここが吸収合併すると思いきや
テッド・ターナーが介入した事により 長い長い不毛な戦いに突入する事になります.
なにしろ,相手は桁が違い過ぎる資金力があり,
しかも,道楽としてやっています.
どれだけシェアを握ろうとも,根絶は無理な訳です.
例えばビル・ゲイツがXBOXに大はまりしている様な
丁度そんな感じな訳で,結局相手の抗戦を止める手段が
ありゃしません.
そんなWCWに止めを刺したのはコップの中の騒動でした.
控室の些細な権力争いから始まって,それらの歪みが
徹底的に拗れに拗れた結果 レスラーを始めとする,現場の人間
というか,現場そのものの機能が全く働かなくなり,大問題かつ被害甚大.
そして重要なのが,テッド・ターナーの道楽そのものが全く果たせない状態に
なってしまった訳で,その後のAOUとの最悪の合併の後始末がてら,ついにWCWをWWFに
引き取らせました.
ここに,WWFは全米統一を成し遂げ,さらに
百五十以上の国や地域のTV放送や 積極的な海外興行を行い,
NWAの系譜の重鎮だったこの団体は,ついにはNWAを再統合し,NWA全盛期の勢力をも
取り戻す事となりました.
おかげでパンダの方のWWFに訴えられて,WWEに社名変更する羽目に.
そんなWWEにウルティモ校長が参戦.
WWEの方でも,超大物参戦用のテロップを
がんがん打っています.
『まず自分で,生徒へ 夢を与えてみせなければ
指導者として不十分』
そんな言葉を出して,ウルティモドラゴン校長は闘龍門最初の卒業生になりました.
この卒業に関しては,内部でごたごたや揉め事が
あったのではないか,そんな不穏な空気も感じられます.
それに,復帰したウルティモ・ドラゴン選手は
やっぱり昔とは程遠いコンディションにしか
なれませんでした.
闘龍門は,日本支部が改名を行い (商標登録の問題らしいが)
メキシコ本部は閉鎖されました.
ウルティモはそれでもWWEのトップ選手でしたが,タイトル獲得はならないままでした.
一方,日本では,ウルティモ・ドラゴンとの決別が
ほぼ公式に宣言されました.
現在,ウルティモはWWEの出場登録を離れて
今後の方針の交渉中です.
と,そんな中での素顔出戻り.
正直,マスクを脱ぐ前にせめてタイトルは獲って欲しい,
今素顔になるくらいなら,WWE行った意味ないじゃん.
(片羽絞め by E-mail)
なお,このネタの信憑性については,寄稿者は「とあるプロレスラーの話」としているが,まあ,プロレス・ネタに高度の信憑性を期待するのもなんだし.
【質問】
ラテンアメリカの軍事強国は?
【回答】
あくまで一つの目安でしかないが,国防支出大国の顔ぶれ(The
Military Balance 2006-2007)を見ると,
ブラジル:132億ドル(国防予算)
コロンビア:63億ドル(国防予算,他の軍事支出,警察予算,米の軍軍事援助)
チリ:38億ドル(国防予算,追加的軍事予算,国家警察予算)
メキシコ:31億ドル(国防予算)
アルゼンチン:17億ドル(国防予算)
ベネズエラ:14億ドル(国防予算,予算外からの軍事支出は含まず)
となっている.
【質問】
第二次大戦時は,米大型艦の幅がパナマ運河を通行可能な幅となるように制限されましたが,今も幅は変わらないのでしょうか?
【回答】
第二パナマ運河計画とかは,海上輸送がコンテナ化して船と列車との貨物積替が楽になり,そのコンテナを二段重ねにして鉄道輸送するDoubleStackTrainが出来たので,わざわざ遠回りして運河を通らなくても,アジアから,またはアジアへの貨物は,大陸横断鉄道で東海岸から西海岸,西海岸から東海岸に輸送した方がコスト面で得になってしまい,今は頓挫している状況とのことですが….
眠い人 ◆gQikaJHtf2
【質問】
ベネズエラ Venezuela で進められている軍近代化はどんなものか?
【回答】
ヘリ,艦艇,輸送機の調達など,27億ドルをかけてベネズエラ軍は近代化を進めている.左翼のチャベス政権と米との対立が深まっていることが原因である.
最初の輸入となるカラシニコフ突撃銃3万丁が年末に到着する.(全部で10万丁をロシアから輸入)
国防支出は昨年比31%増の20億ドルでその他に22億ドルほど見積もられている
哨戒艇はスペインから輸入し,過去最大の武器取引となる.
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